研究課題/領域番号 |
20570024
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
石原 道博 大阪府立大学, 理学系研究科, 准教授 (40315966)
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研究分担者 |
八木 孝司 大阪府立大学, 産学官連携機構, 教授 (80182301)
北出 理 茨城大学, 理学部, 准教授 (80302321)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 地理的変異 / 遺伝的変異 / Nested clade phylogeographical analysis / ハプロタイプネットワーク / 系統関係 / 地史 / 季節多型 / キアゲハ / 海峡 / 遺伝的浮動 / 遺伝子流動 / 表現型可塑性 / 体サイズ / 緯度クライン / 系統的制約 |
研究概要 |
昆虫の生活史形質に見られる緯度クラインは、多くが地域ごとに異なる温度条件に局所適応した結果であったが、イタチハギマメゾウムシの体サイズに見られる緯度クラインは寄主の種子サイズに依存した表現型可塑性だけによって生じる貴重な例であった。また、キアゲハを用いた遺伝子解析と飼育実験の結果は、過去に起きた集団の分化と遺伝的浮動が、生活史進化の方向と程度に制約として影響することで、緯度クラインに津軽海峡を挟んでズレを生じさせたことが示唆された。
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