研究課題/領域番号 |
20570027
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
松井 一彰 近畿大学, 理工学部, 講師 (40435532)
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研究協力者 |
遠藤 銀朗 東北学院大学, 工学部, 教授 (80194033)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 遺伝子水平伝播 / 水銀耐性細菌 / 水銀耐性トランスポゾン / 遺伝子の分散 / 芽胞形成水銀耐性細菌 / TnMERI1 / 遺伝子の水平伝播 / 水銀耐性 |
研究概要 |
遺伝子の水平伝播現象が細菌の進化や遺伝情報獲得に関与していることは古くから知られている。バクテリアの遺伝子水平伝播はプラスミドやトランスポゾンのような「可動性遺伝因子」を介しておこなわれるが、その伝達頻度や遺伝子の地理的な分布については不明な点も多い。 本研究では、「TnMERI1」型の水銀耐性トランスポゾンを指標として、トランスポゾンが世界各地の異なる細菌間で広く共有されていることを明らかにした。またトランスポゾンの定量法を検討し、土壌におけるトランスポゾンの不均一な分布を定量的に示した。これらの結果より、野外における遺伝子の水平伝播現象を具体的に示すことができた。
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