研究課題/領域番号 |
20570060
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態・構造
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
岡 敦子 日本医科大学, 医学部, 教授 (50175254)
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連携研究者 |
長谷部 孝 日本医科大学, 医学部, 講師 (70329027)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | トランスジェニックカエル / 甲状腺ホルモン受容体 / 小腸 / 器官培養 / 組織間相互作用 / 幹細胞 / 変態 / 脱分化 / 甲状腺ホルモン応答遺伝子 / シグナル伝達経路 / 上皮再生 / ニッチ |
研究概要 |
両生類の消化管では、甲状腺ホルモン(TH)を引き金として幹細胞が出現し、哺乳類類似の成体型上皮を形成していく。本研究では、幹細胞を制御するニッチの分子的基盤の解明を目指し、トランスジェニックガエルの小腸を使って上皮と結合組織の再結合培養実験を行った。その結果、幹細胞が幼生型上皮の脱分化によって生じ、成体型上皮が形成されるためには、上皮で発現するTH応答遺伝子と、結合組織で発現するTH応答遺伝子の両方が必要であることが明らかとなった。さらに、TH応答遺伝子の発現解析を行い、ShhやWnt等のシグナル経路が、ニッチ形成に重要な役割を果たすことを示唆する結果を得た。
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