研究課題
基盤研究(C)
単細胞プランクトンのなかで、極めて脆弱であるが海洋に普遍的に出現する無殻繊毛虫の旋毛綱に注目し、染色方法や観察方法を改良しながらそれらの生物相を明らかにした。本研究で得られた主な結果は、(1)長崎周辺海域で出現する各種の水温・塩分に関する出現特性から、多くの種の消長が塩分の違いに依存していること、(2)珪藻に対する摂餌選択性から、小型で滑らかな輪郭を持つ珪藻を好む種が多いこと、(3)種の正確な記載から、種内変異の程度を種毎に明らかにした事である。
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Plankton and Benthos Research 6 印刷中
10029655531
Plankton and Benthos Research
巻: 6(3)(印刷中)
Estuarine, Coastal and Shelf Science 82
ページ: 125-136
120006983638