研究課題
基盤研究(C)
ダウン症の発症に関与するタンパク質リン酸化酵素DYRK1Aと細胞内で結合するタンパク質を探索し、WDR68を同定した。WDR68は植物からヒトまで広く存在する機能未知のタンパク質である。ヒトの5種類のDYRK ファミリーのうちDYRK1AおよびDYRK1BのみがWDR68と結合し、DYRK2, DYRK3, DYRK4は結合しなかった。WDR68の細胞内量を減らすと培養細胞は増殖も生存もできなかった。WDR68は細胞質及び核に存在するが、DYRK1Aが存在するとDYRK1Aと結合して核に集積するようになった。DYRK1AはWDR68と結合してその存在様式を変化させることでWDR68の細胞内機能に影響を及ぼすと考えられる。
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