研究課題
基盤研究(C)
IL-1、IL-6やTNF-αなどの炎症性サイトカインは、細菌感染や疾患にともなって産生され、発熱反応を引き起こす。発熱は疾患の予後を良くすることが知られている。しかし、発熱による炎症性サイトカイン遺伝子発現の抑制機構はまだ明らかにされていない。本研究では、温熱ストレスがLPSで誘導されるIL-6の産生を抑制することを示した。温熱ストレスで活性化されたHSF1は、ATF3の転写を活性化し、誘導合成されたATF3がIL-6の転写を抑制する。さらに、網羅的な解析を行ったところ、このHSF1-ATF3経路は様々な発熱・炎症性サイトカイン遺伝子群の発現制御に関わっていることを明らかにした。
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