研究課題
基盤研究(C)
神経細胞接着分子である免疫グロブリンスーパーファミリー(IgCAM)分子群とプロトカドヘリン分子群は数多くの分子種を有し、神経回路形成において重要な役割を果たす。これら分子は基本ホモフィリックな結合をするのみならず、多くのヘテロフィリックな結合様式を示す。我々はバキュロウイルスによる昆虫細胞膜への発現系を駆使することでそのヘテロフィリックな認識機構の原理を解析した。残念ながら統一的な制御メカニズムは見いだせなかったが、多くのこれら分子群は細胞外マトリックス、とくにプロテオグリカンで制御されることを見出した。さらに硫酸基転移酵素のKOマウスを作成することでこれら分子群の発現部位が変わること、コンドロイチン硫酸基による微妙な制御システムを解析することを可能にした。
すべて 2011 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (14件) (うち査読あり 14件) 学会発表 (9件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件)
Neurosci Res. 70
ページ: 85-90
FEBS Lett. 585
ページ: 606-612
FEBS
巻: 585 ページ: 606-61
Neurosci Res.
巻: 70 ページ: 85-90
Biochem. J.Biochem. J. 432
ページ: 47-55
Biochem.J.
巻: 432 ページ: 47-55
Proc.Natl.Acad.Sci.USA 106
ページ: 17211-17216
J.Biol.Chem. 284
ページ: 13244-13255
Proc.Natl.Acad.Sci.USA 106:
J. Biol. Chem. 284
Neuroscience 153
ページ: 1103-1114
Mol. Bio1. Cell 19
ページ: 2465-2475
Neurosci. Res. 59
ページ: 101-106