研究課題
基盤研究(C)
ミドリイシサンゴのプラヌラ幼生は発生停止状態にあり、着生基盤上からの環境シグナルを受容して初めて変態を開始する。本研究では、変態誘導ホルモンへの反応性は反口側1/3領域に限定されているいっぽう、体外からの変態信号は全身で受容されることが明らかになった。反口組織からホルモンの下流シグナルが分泌されて全身性の変態反応を引き起こすこと、口側には別の変態情報カスケードが存在することが示唆された。
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