研究課題/領域番号 |
20570229
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然人類学
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
河内 まき子 独立行政法人産業技術総合研究所, デジタルヒューマン工学研究センター, 上席研究員 (80126052)
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研究分担者 |
持丸 正明 独立行政法人産業技術総合研究所, デジタルヒューマン工学研究センター, センター長 (90358169)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 生体機構 / 人間工学 / 靴の適合性 / 履き心地 / 靴 |
研究概要 |
インソールがハイヒール歩行の安定感を向上させるメカニズムを理解する目的で、女性8名を対象にインタビューを行ない、ヒール形状、アーチパッドの有無、中敷の摩擦が異なる5種の靴条件で、靴内足底圧、運動、床反力、バランスボード上でのバランス維持を計測した。インタビューの結果抽出された履き心地の評価視点のうち、足底全体への体重分散感とヒールのぐらつき感が、安定感に関連していた。体重分散感は足裏の接触面積と、ヒールのぐらつき感はヒール傾斜角度と関連していた。インソールによる歩行安定化メカニズムとして3つの仮説を検討した結果、足裏の荷重支持面積増大による足構造への負荷低減が、主なメカニズムだと考えられた。
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