研究課題/領域番号 |
20580038
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
園芸学・造園学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
上甫木 昭春 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (70152858)
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研究分担者 |
石井 実 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (80176148)
平井 規夫 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 助教 (70305655)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 緑地計画 / アゲハ / 壁面特性 / 飛行特性 / ナミアゲハ / 生息ポテンシャル / 寄主植物 |
研究概要 |
屋上緑化空間にナミアゲハを誘引するには、屋上部の多様な緑被構造に加えて、地上部からの緑視認性や緑化階層に配慮することが重要であることが明らかとなった。また、屋上部でのナミアゲハ幼虫の生存にも、地上からの高さが影響を与えているとともに、屋上側壁の有無などによる寄主植物の視認性が影響していることが分かった。さらに、建物の垂直壁面に設置した誘引材には、ナミアゲハの飛行の速さを抑制し、壁面に近づける効果があることより、屋上空間へのチョウの誘引に有効な壁面緑化のあり方としては、種の飛行特性や建物周辺の緑化状況に応じた壁面緑化が必要であると類推された。
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