研究課題
基盤研究(C)
イネいもち病菌の非病原性遺伝子AVR-Piaの単離と同定に成功した.AVR-Pia遺伝子は中国産菌株を使って解析されたものと同じ遺伝子であった.AVR-Pia遺伝子はイネいもち病菌のイネ感染時にのみ発現し,親和性相互作用ではその産物はイネ細胞内の侵入菌糸のBICから宿主細胞へと分泌されていることが示唆された.また,Ina168m95-1におけるAVR-Pia遺伝子の欠失は,2コピーのトランスポゾンOccan間の相同組換えであることが示唆された.日本菌株においては,AVR-Piaの有無をPCRで調べることにより病原性の判定が可能であることがわかった.
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