研究課題
基盤研究(C)
ナス科作物に甚大な被害を及ぼす青枯病の原因細菌Ralstonia solanacearumは、III型分泌系を用いて宿主植物の細胞内に病原性因子(エフェクター)を注入して感染を成立させる。本研究では、青枯病菌が約70種類ものエフェクターを有していることを世界で初めて明らかにした。エフェクターを発現する形質転換植物並びに酵母を用いてエフェクター機能を詳細に調べた結果、真核細胞の小胞輸送系を阻害すると考えられるエフェクターを複数見出した。
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