研究課題
基盤研究(C)
低ヒ素含有穀物の育成を最終目標として、イネ科作物の亜ヒ酸吸収機構を解析するという観点から、イネおよびオオムギにおいて亜ヒ酸輸送活性をもつアクアポリン遺伝子を同定して解析した。酵母細胞を使ったスクリーニング系により、イネおよびオオムギから3つ既知遺伝子を含む、5つの亜ヒ酸輸送体としてのアクアポリン遺伝子を同定した。これら同定したアクアポリン遺伝子は、イネの生育培地に亜ヒ酸を添加したとき、根ではOsNIP2;1の一過的な発現低下、葉ではOsNIP3;3の発現上昇がおこることが観察された。
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Functional Plant Biology 35
ページ: 1-14