研究課題/領域番号 |
20580065
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 京都学園大学 |
研究代表者 |
プリエト ラファエル 京都学園大学, バイオ環境学部, 准教授 (40434659)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 植物代謝調節 / 環境応答・適応 / 生体異物解毒 / 植物栄養代謝 |
研究概要 |
ガンマグルタミルトランスフェラーゼ(GGT)は、グルタチオン(GSH)の異化、GSH-生体異物抱合体(GSX)の分解、システイン(Cys)のリサイクル系においても初発酵素として極めて重要な働きをしていると示唆されているが、高等植物では、その詳細、特にGGTのin vivoで担っている役割は明らかではない。シロイヌナズナには、ヘテロダイマー型GGTをコードする3種類の遺伝子(AtGGT1、AtGGT2、AtGGT3)が存在する。RT-PCR解析よりAtGGT1、AtGGT3は構成的に発現するのに対しAtGGT2は花と莢にだけ発現すると考えられる。遠心分画法によりシロイヌナズナGGT には可溶性と結合性の2群が存在することを明らかにした。結合性GGTは、マイクロソーム画分に存在せず、500mM NaClを含む高イオン強度磨砕バッファーで可溶化されたこと、プロトプラストでは検出されなかったことから、細胞壁に局在すると考えられる。また、野生型とatggt 挿入変異株のGGT活性の解析より、AtGGT1は結合性(細胞壁)GGTで、AtGGT2及びAtGGT3は可溶性(可溶性画分)GGTであると考えられる。atggt挿入変異株、GSH 合成に関与するGSH1遺伝子のpad2.1突然変異株、とその二重変異株を用いて、葉、莢におけるGSH代謝解析より、AtGGT1とAtGGT2はGSH異化に関与すると考えられる。細胞内におけるAtGGTタンパク質の局在解析を行うために、AtGGT1、AtGGT2、AtGGT3プロモーターの制御下に発現されるAtGGT1、AtGGT2、AtGGT3とGFPの融合遺伝子をシロイヌナズナに導入した。
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