研究課題/領域番号 |
20580067
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 独立行政法人農業環境技術研究所 |
研究代表者 |
加藤 英孝 独立行政法人農業環境技術研究所, 物質循環研究領域, 上席研究員 (10354036)
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研究分担者 |
前田 守弘 岡山大学, 大学院・環境学研究科, 准教授 (00355546)
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連携研究者 |
尾坂 兼一 滋賀県立大学, 環境科学部, 助教 (30455266)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 土壌 / 土壌圏現象 / 安定同位体 / 物質動態 / 黒ボク土 |
研究概要 |
火山灰を母材とする黒ボク土下層土には硫酸イオンが多量に吸着されている。硫酸イオンの起源と移動性を明らかにするために,吸着態硫酸イオン含量の土壌断面内鉛直分布の測定,異なる深さから採取した硫酸イオンの硫黄安定同位体比と脱離・溶出特性の測定,および吸着態硫酸イオンの同位体交換反応特性の解析を行った。農耕地土壌に集積した硫酸イオンは施肥成分由来で未耕地のそれとは異なる起源を有すること,施肥成分由来の硫酸イオンは比較的脱離・移動しやすく,硝酸イオンなどの他種の陰イオンを脱離させて下方移動させる働きを持つことが明らかになった。
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