ラカンカ甘味成分の糖尿病改善効果・動脈硬化症予防機能に関する分子メカニズムの解明

• 研究課題/領域番号: 20580140
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 食品科学
• 研究機関: 大阪府立大学
• 研究代表者: 乾 博 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (20193568)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: ラカンカ / モグロシド / 抗糖尿病作用 / 動脈硬化予防作用 / インスリン膵臓β細胞 / 抗酸化作用 / 体内動態 / 非糖質系甘味料 / 動脈硬化症予防 / 消化・吸収 / アグリコン / インスリン / 膵臓β細胞 / 糖尿病 / 動脈硬化症

研究概要

漢方薬として知られるラカンカには、その果実に強い甘味物質であるトリテルペノイド配糖体(モグロシドV)が含まれ、肥満者や糖尿病患者向け低カロリー甘味料として市販されている。本研究では、ラカンカの抗糖尿病作用について検討し、インスリン分泌促進活性を見いだした。また、動脈硬化症予防の観点から、コレステロール誘導性酸化的ストレスに対する抑制効果を明らかにした。さらに、モグロシドV とそのアグリコンであるモグロールの消化・吸収・体内動態を検討した。

研究成果

• [雑誌論文] Digestion and absorption of Siraitia grosvenori triterpenoids in the rat. (2010)
  • 著者名/発表者名: Murata, Y., Ogawa, T., Suzuki, Y. A., Yoshikawa, S., Inui, H., Sugiura, M., Nakano, Y.
  • 雑誌名: Biosci. Biotechnol. Biochem 74(有) ページ: 673-676
  • NAID: 10027553264
• [雑誌論文] Digestion and absorption of Siraitia grosvenori triterpenoids in the rat (2010)
  • 著者名/発表者名: Murata, et al.
  • 雑誌名: Biosci.Biotechnol.Biochem. 巻: 73 ページ: 673-676
  • 査読あり
• [雑誌論文] Digestion and Absorption of Siraitia grosvenori Triterpenoids in the Rat (2010)
  • 著者名/発表者名: Murata Y.Inui H, et al.
  • 雑誌名: Biosci.Biotechnol. Biochem. 74(in press)
  • NAID: 10027553264
  • 査読あり
• [学会発表] 羅漢果甘味配糖体の体内動態について (2010)
  • 著者名/発表者名: 恒川直哉、竹内基世、小川貴央、鈴木靖志、吉川慎一、村田雄司、原田直樹、山地亮一、乾博
  • 学会等名: 日本栄養・食糧学会第64回大会
  • 発表場所: (徳島)
  • 年月日: 2010-05-23
• [学会発表] 羅漢果甘味配糖体の体内動態について (2010)
  • 著者名/発表者名: 恒川直哉, 他
  • 学会等名: 日本栄養・食糧学会第64回大会
  • 発表場所: 徳島
  • 年月日: 2010-05-23
• [学会発表] 羅漢果甘味配糖体の抗糖尿病作用 (2008)
  • 著者名/発表者名: 竹内基世、鈴木靖志、村田雄司、山地亮一、中野長久、乾博
  • 学会等名: 日本栄養・食糧学会第47回近畿支部大会
  • 発表場所: 奈良
  • 年月日: 2008-10-25
• [学会発表] 羅漢果甘味配糖体の抗糖尿病作用 (2008)
  • 著者名/発表者名: 竹内基世, 乾博, 他
  • 学会等名: 日本栄養・食糧学会近畿支部大会
  • 発表場所: 奈良女子大学
  • 年月日: 2008-10-25