研究課題
基盤研究(C)
シイタケ中の環状硫黄フレーバー成分であるレンチオニンの血小板凝集抑制作用機序の解明を行った。また、レンチオニンをα-シクロデキストリンに包接することにより、そのにおいの低減化と水溶性化を試みた。レンチオニンは、血小板内のタリンのリン酸化、形態変化およびインテグリンα_<IIb>β_3の活性化を抑制した。また、レンチオニンをα-シクロデキストリンに包接することにより、においが低減化し、水への溶解性が高まった。さらに、α-シクロデキストリン包接レンチオニンは、ex vivoで血小板凝集を抑制した。
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J.Clin.Biochem.Nutr. 43巻
ページ: 505-507
J. Clin. Biochem. Nutr. 43