研究課題/領域番号 |
20580156
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
屋 宏典 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 教授 (10177165)
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研究分担者 |
岩崎 公典 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 助教 (50347134)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 森林科学 / マングローブ / トリテルペノイド / 膜脂質 / プロモーター / 転写制御 / ストレス耐性 / 耐塩性機構 / テルペノイド合成酵素 / 遺伝子発現 / 冠水ストレス / 相関 |
研究概要 |
本研究においてはマングローブの耐塩性におけるテルペノイド合成の生理学的役割を明らかにすることを目的とした。 まず、塩ストレス負荷条件下のマングローブ植物体におけるテルペノイド濃度変化と合成酵素遺伝子の発現を追跡するとともに、テルペノイド合成遺伝子発現及び組織中における各テルペノイド成分の濃度と塩分濃度との相関について解析し、マングローブ根においては塩濃度とテルペノイド濃度及び合成遺伝子発現は強く相関するが、葉においては必ずしも相関は認められず、組織によりテルペノイド合成の調節機構及び生理的役割が異なっていることが示唆された。また、酵母へのテルペノイド合成遺伝子の導入はその塩耐性形質に影響することも明らかにされた。これらの知見はテルペノイドが膜脂質として機能するとの仮説を支持する結果と考えられた。最後に、塩ストレスにより特異的に誘導される遺伝子群を解析し、ストレス関連転写因子と一群のテルペノイド合成遺伝子が塩ストレスにより発現上昇していることを見出した。
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