研究課題/領域番号 |
20580159
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
名波 哲 大阪市立大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (70326247)
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研究分担者 |
伊東 明 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (40274344)
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研究期間 (年度) |
2008-04-08 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 森林 / 生態 / 個体群 / 繁殖 / 更新動態 / 性表現 / 樹木 / 雌雄異株 / 性転換 / 遺伝子流動 / カエデ属 / マイクロサテライト解析 / 実生 / 成長速度 / 種子散布 |
研究概要 |
本研究では、雌雄異株の高木ウリハダカエデ(カエデ科)の個体群の空間的遺伝構造、送粉による遺伝子流動、種子の両親間の血縁度を調べ、二親性近親交配の程度を評価した。さらに、稀に見つかる両性個体の自殖率を調べ、雌雄異株が自殖による近親交配を避ける有効なシステムであるかを考察した。その結果、種子の両親の血縁度は距離が近いものほど高く、送粉は主に近隣個体間で行われていたことから、二親性の近親交配が起きていることが示唆された。また両性個体の自殖率は高く、ウリハダカエデは、自家不和合性を持たず、雌雄異株というシステムが近親交配を避けるために有効であることが示された。
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