研究課題
基盤研究(C)
海産魚の脳寄生虫病について、寄生虫による宿主の行動操作という観点で研究を行った。実態調査の結果、数種のKudoa属粘液胞子虫と吸虫性旋回病の原因となるGalactosomum sp.が検出された。脳内の特定部位への寄生により異常遊泳が起こることが病理組織検査と脳内へのビーズ移植実験により示唆された。また、早朝に旋回行動を誘発することにより終宿主である水鳥に捕食されやすくなることが推察された。
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Parasitology International 60
ページ: 90-96
Parasitology International
巻: Vol.60 ページ: 90-96
Fisheries Science 76
ページ: 981-990
Fisheries Science
巻: Vol.76 ページ: 981-990
10027122782