研究課題/領域番号 |
20580201
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
宗宮 弘明 名古屋大学, 生命農学研究科, 研究員 (50147972)
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研究分担者 |
山本 直之 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (80256974)
後藤 麻木 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (80221985)
吉野 哲夫 琉球大学, 理学部, 准教授 (50117595)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 発音魚 / 発音筋 / 後頭神経 / 脊髄神経 / マツカサウオ / 神経支配 / キンチャクダイ魚類 / イシダイ / イシガキダイ / カマキリ / キントキダイ魚類 / ホウセキキントキ |
研究概要 |
本研究によって、新たに23種の発音魚が記載された。マツカサウオ(キンメダイ目マツカサウオ科1種)、カマキリ(カサゴ目カジカ科1種)キントキダイ科魚類(7種)、キンチャクダイ科魚類(11種)、コトヒキ(スズキ目シマイサキ科1種)、イシダイとイシガキダイ(スズキ目イシダイ科2種)などが発音器を持つことが正確に記載された。マツカサウオ、カマキリ、コトヒキ、イシダイとイシガキダイは後頭神経を使って鳴き、キントキダイ科魚類とキンチャクダイ科魚類は脊髄神経を使って鳴くことがわかった。とくに、キンチャクダイ科魚類では、7属26種のうちサザナミヤッコ属(6種)とアブラヤッコ属(5種)だけが発音することもわかった。いずれの発音魚類も後頭神経か脊髄神経のどちらか一方だけを使って鳴き、両方の神経を使って鳴く魚種は観察されなかった。
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