研究課題/領域番号 |
20580219
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水産化学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
中野 俊樹 東北大学, 大学院・農学研究科, 助教 (10217797)
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研究分担者 |
白川 仁 東北大学, 大学院・農学研究科, 准教授 (40206280)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 農林水産物 / 水産学 / 栄養学 / 組換え食品 / バイオテクノロジー / 生理学 / 水産学誉 |
研究概要 |
魚類を含む脊椎動物の成長は成長ホルモン(GH)、成長ホルモン受容体(GHR)およびインシュリン様成長因子(IGF-I)の系により主に制御されている。この系は様々な要因により影響されることが知られているが、GH組換え魚における知見は少ない。本研究ではGH組換えギンザケを用い成長関連因子の発現動態を検討した。組換え魚においてGH 遺伝子は脳下垂体以外にも肝臓と筋肉で検出された。肝臓と筋肉におけるGHRのmRNAの発現量は普通魚に比べ組換え魚で高く、一方脳下垂体では低かった。肝臓におけるIGF-IのmRNAの発現量は普通魚に比べ組換え魚で高かった。調べた成長関連遺伝子の発現は摂食後徐々に増加し、4-8時間にはピークに達しその後元のレベルに戻った。以上の結果より、GH組換え魚においても成長関連遺伝子の発現には一定のリズムが存在し、それには摂食活動や栄養状態などが関係していることが示唆された。
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