研究課題/領域番号 |
20580252
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業経済学
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研究機関 | 愛知大学 |
研究代表者 |
岩崎 正弥 愛知大学, 経済学部, 教授 (40221791)
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研究分担者 |
三原 容子 東北公益文科大学, 公益学部(社会系), 教授 (90212240)
伊藤 淳史 京都大学, 農学部, 助教 (00402826)
舩戸 修一 法政大学, サステイナビリティ研究教育機構, 研究員 (00466814)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 農本思想 / 農本主義 / 社稷 / アジア主義 / 帰農 / 石黒農政 / 地域づくり / アグラリアニズム / 庄内地方 / 農本思想(農本主義) / 戦後農政 / 立体農業 / 移民 / 庄内地域史 / 有機農業 / 農村教育 / 対抗思想 / 社会運動 / 革命思想 / 地域史 |
研究概要 |
農本思想とは、農に特別の価値を認め、その価値を社会の中で追求・実現しようとする思想である。本研究を通して以下のことを明らかにした。1)農本思想は1945年で終息したのではなく、戦後の農村教育や農政にその一部が継承され、帰農や地域づくりにおいて現代にもその影響がみられる。2)日本固有の思考様式だったのではなく、中国の村治運動やアメリカのアグラリアニズムにも認められるように、一種の普遍性をもつ哲学であった。また「社稷」概念は現代においてこそ再評価されるべきである。
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