研究課題
基盤研究(C)
旋毛虫は、宿主に感染した後、筋肉細胞を変異させて寄生を続ける。我々はその筋肉細胞変異に重要と思われるRcd1と呼ばれる旋毛虫の分泌タンパク質をクローニングした。本研究では、Rcd1が、旋毛虫感染による筋肉細胞を脱分化・再分化する現象にどのように関与しているかを分子生物学的に解析した。Rcd1は筋芽細胞株であるC2C12細胞において、転写因子であるAP-1、NF-κBの活性を増強させることにより筋肉細胞分化に重要である筋肉細胞分化関連遺伝子であるmyogenin, MyoDの発現を抑制し、筋肉細胞を脱分化・再分化する現象に関与していることが確認された。
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