研究課題/領域番号 |
20580343
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用獣医学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
丸山 総一 日本大学, 生物資源科学部, 教授 (30181829)
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研究分担者 |
壁谷 英則 日本大学, 生物資源科学部, 准教授 (10318389)
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連携研究者 |
宇根 有美 麻布大学, 獣医学部, 教授 (40160303)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 人獣共通感染症 / Bartonella / 輸入齧歯類 / 分子系統解析 / 新菌種 / ペット / 遺伝的多様性 / 齧歯類 / 保菌率 / 野性齧歯類 |
研究概要 |
わが国の小型哺乳類685頭のうち176頭(25.7%)からBartonella属菌が分離された。陽性個体はいずれも郊外で捕獲した個体であった。2007-2008年に米国のホームレスから採取したコロモシラミならびにアタマジラミのそれぞれ33.3%(11/33人),および25%(3/12人)から,B.quintanaの遺伝子が検出された。また,タイの齧歯類から採取したダニとツツガムシ類の30検体(73.2%)からB.tamiae DNAが検出された。ペット用の輸入齧歯類28種546頭のうち,17種142頭(26%)からBartonella属菌が分離された。リス科動物は,B.washoensisを31.7%(45/142),B.grahamiiを8.5%(12/142)保菌していた。これらの動物から分離された6系統の12株は全て新種のBartonella属菌であった。
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