研究課題
基盤研究(C)
本研究はスギヒラタケ脳症が複数の毒性原因に基づくと仮定して検証を進め、これまでに得られた内臓障害性および炎症性を示すペプチジルポリシアル酸類縁体の精製と構造解析の結果、スギヒラタケの糖タンパクには、ヒト体内で抗原性を示すN-グリコリルノイラミン酸(NeuGc)が特異的に含まれていることを明らかにし、スギヒラタケ脳症への関与を示唆した。一方、腸管上皮細胞障害性と神経組織への障害性が考えられる低分子成分であるスフィンゴ糖脂質の絶対構造を決定し化学合成を行った。
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J.Health Science 55
ページ: 373-379
J.Health Science 55(3)