研究課題
基盤研究(C)
トマト地上部に高含有するトマチンを原料として、ガン細胞増殖抑制活性に関与が示唆されているリコテトラオースをトマト萎凋病菌の産生するトマチナーゼでプロパルギル誘導体として切り出した。糖鎖部のアセチレン基とアグリコン部のアジド基の環化反応を応用して、リコテトラオースの様々な誘導体を合成した。このクリックケミストリーを応用したリコテトラオース誘導体の調製は水酸基の保護を必要とせず、簡便で応用範囲の広い方法である。
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