研究課題/領域番号 |
20590018
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 明治薬科大学 |
研究代表者 |
長岡 博人 明治薬科大学, 薬学部, 教授 (30155915)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 抗腫瘍活性物 / ヨウ化サマリウム / 連続環化 / δ-トコトリエノール / コリオリン / パクリタキセル / シクロペンタノン誘導体 / 光学活性シクロペンタノン / 抗腫瘍活性物質 / フラグメンテーション反応 / ニトリルオキシド / 連続環化反応 |
研究概要 |
本研究では、δ-トコトリエノール、コリオリン、パクリタキセルなどの抗腫瘍活性を有する化合物の合成研究を行った。この研究により以下の4つの成果1)-4)が得られた。1)δ-トコトリエノール類の新規かつ短工程合成法が開発できた。2)コリオリンの合成研究の過程で、δ位にシリルオキシ基を有するビスα,β-不飽和エステルのSmI_2の誘起する連続反応で光学活性なビシクロ[3.3.0]オクタン誘導体を高立体選択的に合成する方法を見出した。3)パクリタキセル合成上重要なC環部の立体選択的かつ高効率的合成法が開発された。4)ケトン、エステル及びα,β-不飽和エステルを備えた鎖状分子のSmI_2の誘起する連続環化反応により、一挙にビシクロ[n.3.0]アルカノン類を合成する方法を開発した。この反応では、α,β-不飽和エステルのオレフィンのE、Zの使い分けにより、生成物の核間のcis、transの作り分けができる。
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