研究課題/領域番号 |
20590039
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 北海道薬科大学 |
研究代表者 |
森本 一洋 北海道薬科大学, 薬学部, 教授 (10113135)
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研究分担者 |
丁野 純男 北海道薬科大学, 薬学部, 准教授 (90347790)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 感染症 / 呼吸器 / 肺細胞 / DDS / 細胞内寄生菌 |
研究概要 |
呼吸器感染症治療システムの構築のため、(1)マクロライド抗菌薬の体内、肺内動態(2)表面修飾リポソーム化ニーキノロン抗菌薬の肺内動態の研究を行った。(1)マクロライド抗菌薬は、血中に比べて肺粘液層(ELF)に高い濃度で分布し、さらにELF に比べ肺胞マクロファージ(AM)に高い濃度で分布した。この抗菌薬は、肺上皮細胞の輸送系を介して血液からELFへ能動輸送され後にAMに取り込まれ、細胞成分と結合し高濃度の分布を示すことが明らかとなった。(2)肺内に投与されたマンノース修飾リポソーム化抗菌薬はAM に選択的に取り込まれ、PEG修飾リポソーム化抗菌薬はAMへの移行を回避することが明らかとなった。
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