研究課題/領域番号 |
20590040
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
四宮 一総 日本大学, 薬学部, 准教授 (70215995)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 分析化学 / 薬学 / 分析科学 / 分離分析法 / クロマトグラフィー / 極性物質 / 液-液分配 |
研究概要 |
汎用型高速向流クロマトグラフ(CCC)装置を設計、製作し、水性二相溶媒によるタンパク質分離を行って装置の有用性を検討した。汎用型高速CCCではテフロンチューブをコイル状に巻き付けたカラムが惑星運動するが、公転方向に対して従来のJ型CCCと同じ順方向の自転(P_<forward>)または逆方向の自転(P_<backward>)のいずれかを選択可能な構造とした。水性二相溶媒によるタンパク質分離を検討した結果、P_<backward>では固定相は全く保持されなかったが、P_<forward>では固定相が保持され、タンパク質分離が達成された。P_<forward>では偏心コイルの方がトロイダルコイルより高い分離効率が得られた。送液チューブの配管ラインに回転シール機構を組み入れて自転と公転の速度が互いに異なる非同期型高速CCCに改良した結果、P_<forward>では汎用型高速CCCより更に高いタンパク質分離効率が得られた。
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