研究課題/領域番号 |
20590049
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
|
研究機関 | 崇城大学 |
研究代表者 |
前田 浩 崇城大学, 薬学部, 教授 (90004613)
|
研究分担者 |
方 軍 崇城大学, 薬学部, 准教授 (20412736)
中村 秀明 崇城大学, 薬学部, 助手 (30435151)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | ドラッグデリバリー / XO阻害剤 / 徐放性 / DDS / 降圧剤 / 水可溶化 / NOの寿命延長 / ナノメディシン / PEG化医薬 / NOの寿命 |
研究概要 |
我々は既にAHPPがXOの強力な阻害剤を見出しているが、水難溶性であること、低分子であるために体外排泄が急速で、EPR効果を示さないことが医薬品化のバリヤーであった。そこで本研究ではこれらの問題を解決するため、AHPPのPEG(ポリエチレングリコール)共有結合体(PEG-AHPP)あるいはスチレンマレイン酸コポリマー(SMA)を用いたSMAの非共有結合抱合ミセル体(SMA-AHPP)を作成した。その結果(1)In vitroでのXO阻害活性はfreeのAHPPに比べ、PEG-AHPPおよびSMA-AHPPは80%程度であった。(2)In vivoのXO阻害活性はラット肝の虚血再環流(I/R)モデルを用いて行ったところ、薬物非投与群に比べ、充分な細胞傷害作用の抑制をみた。(3)また、本態性高血圧ラット(SHR)を用いた試験では静脈内および経口投与の何れにおいても、平均正常血圧への降下作用を示した。(4)経口投与の場合でも、1回の投与でもその作用は24時間以上持続した。
|