研究課題/領域番号 |
20590111
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
創薬化学
|
研究機関 | 大阪薬科大学 |
研究代表者 |
石田 寿昌 大阪薬科大学, 薬学部, 教授 (00111021)
|
研究分担者 |
友尾 幸司 大阪薬科大学, 薬学部, 准教授 (70257898)
尹 康子 大阪薬科大学, 薬学部, 講師 (50257896)
箕浦 克彦 大阪薬科大学, 薬学部, 講師 (10278591)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | 医薬分子設計 / タウ蛋白質 / 微小管結合ドメイン / 重合抑制 / 阻害剤 / 抗体 / 抑制機構 / 構造解析 / C-H…Π結合 / 食品 |
研究概要 |
(1)タウ蛋白質のPHF (paired helical filament)形成に重要なマイクロチュブリン結合ドメイン(MBD)を認識する抗体Tau2r3の作成に成功し、その可変領域であるFab2r3とMBDのVQIINKペプチドとの複合体の結晶化、データ測定、初期構造決定に成功した。(2)当研究室で見出した一連のタングル形成阻害分子とMBDとの相互作用を1H-NMRをはじめとする物理化学的手法で解析した。阻害分子がMBDの分子会合を阻害するための必要な構造要件として、芳香性の平面構造で芳香環上に極性基や極性原子を有していることを明らかにした。一方、タウのPHF形成に不可欠な構造要素としてR3リピート内の308番目のイソロイシンと310番目のチロシン残基とのC-H…π結合を明らかにした
|