研究課題/領域番号 |
20590131
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境系薬学
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研究機関 | 九州保健福祉大学 |
研究代表者 |
黒川 昌彦 九州保健福祉大学, 薬学部, 教授 (80186527)
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研究分担者 |
渡辺 渡 九州保健福祉大学, 薬学部, 教授 (50399218)
清水 寛美 九州保健福祉大学, 薬学部, 助教 (80412831)
吉田 裕樹 九州保健福祉大学, 薬学部, 助教 (90469411)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 微生物 / 感染症学 / インフルエンザ / ウイルス感染症 / サイトカイン / 気道 |
研究概要 |
インフルエンザウイルス感染初期において気道中に種々のサイトカインが誘導され、そのサイトカイン誘導がインフルエンザウイルス感染病態と密接に関係していることが知られている。そこで、マウスのインフルエンザウイルス経鼻感染モデルを用いて、インフルエンザウイルス感染初期の気道内におけるサイトカインカスケードを検討して、感染初期に気道内のマクロファージからインターロイキン(IL)-12 が他のサイトカインに先駆けて誘導される可能性を明らかにした。また、炎症性サイトカイン誘導を制御できる7-hydroxycoumarin をインフルエンザウイルス感染マウスに経口投与して、インフルエンザ病態の軽症化に感染初期の気道内における炎症性サイトカイン誘導抑制が重要であることを明らかにした。これらの結果、サイトカイン誘導抑制物質が、インフルエンザ病態緩和に有効であることを示唆した。
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