研究課題
基盤研究(C)
脊椎動物の進化の過程で肋骨形成部位が限局した結果,ほ乳類と鳥類の胴部は胸部と腹部とに分化した.肋骨は長軸に沿って3区画に分けられる.発生初期に体節と側板中胚葉の接触を阻止すると,最も遠位部にあたる肋骨胸骨部が形成されない.これは,胸骨部の原基である側軸部体節細胞が形成されなかったためである.体節を標識し,その発生を追跡すると腹壁筋の大部分は,最下位の肋骨を形成する体節1個に由来していた.腰部体節は肋骨のみならず筋も形成しないといえる.表皮外胚葉-体節間相互作用に関わる候補遺伝子Wnt6, Fzd7をクローニングした.
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Mech Dev
巻: 126 ページ: 198-211
Ophthalmol. Vis. Sci
巻: 50 ページ: 242-248
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