コラーゲンの生成と分解過程の液中原子間力顕微鏡による動態解析

• 研究課題/領域番号: 20590186
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 解剖学一般(含組織学・発生学)
• 研究機関: 新潟大学
• 研究代表者: 星 治 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (10303124)
• 研究分担者: 牛木 辰男 新潟大学, 医歯学系, 教授 (40184999)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: コラーゲン線維 / 原子間力顕微鏡

研究概要

本研究では、コラーゲン線維の成熟過程のメカニズムとそれに及ぼす因子について、原子間力顕微鏡により解明した。成果の概要は以下の通りである。
1) I型コラーゲン分子の束であるsegment-long-spacing(SLS) crystallitesの観察をAFMで可能にした。
2)コラーゲン産生能を有する培養細胞(NOS-1)を用いて、コラーゲン線維の成熟過程を液中AFMにより解析できた。
3)高速原子間力顕微鏡により、培養細胞から産生されたコラーゲン細線維のイメージングに成功した。

研究成果

• [学会発表] 培養細胞系を用いたコラーゲン線維形成過程の原子間力顕微鏡による構造解析 (2010)
  • 著者名/発表者名: 星治,牛木辰男
  • 学会等名: 日本解剖学会第115回総会・全国学術集会
  • 発表場所: 岩手
  • 年月日: 2010-03-28
• [学会発表] 培養細胞系を用いたコラーゲン線維形成過程の液中原子間力顕微鏡による解析 (2010)
  • 著者名/発表者名: 星治、牛木辰男
  • 学会等名: 第115回日本解剖学会総会・全国学術集会
  • 発表場所: 岩手県・盛岡市
  • 年月日: 2010-03-28
• [学会発表] Collagen fibril formation by human osteosarcoma cellsobservd by atomic force microscopy (2010)
  • 著者名/発表者名: Hoshi O and Ushiki T
  • 学会等名: The 12th International Scanning Probe Microscopy Conference
  • 発表場所: Sapporo
• [学会発表] コラーゲン成分の液中AFM観察 (2008)
  • 著者名/発表者名: 尾崎明加,星治,繁野雅次,中島邦雄,牛木辰男
  • 学会等名: 日本顕微鏡学会第64回学術講演会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2008-05-21
• [学会発表] Collagen fibrils and segment-long-spacing crystallities studied by atomic force microscopy (2008)
  • 著者名/発表者名: S Ozaki, M Shigeno, KNakajima, T Ushiki
  • 学会等名: International meeting on AFM in life sciecnce and medicine (AFM Biomed Conference)
  • 発表場所: Monterey, USA