研究課題/領域番号 |
20590354
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
山田 健人 慶應義塾大学, 医学部, 准教授 (60230463)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ピロリ菌 / パイエル板 / 胃炎 / 胃潰瘍 / リンパ腫 / 樹状細胞 / Helicobactor Pylori / coccoid / 特発性血小板減少症 / MALTリンパ腫 / in situ hybridization / Helicobactor pylori / coccold |
研究概要 |
ピロリ菌は、胃への感染により胃炎や潰瘍を惹起し、さらに癌やリンパ腫を発症させる。本研究は、胃ではなく、小腸パイエル板でcoccoid型ピロリ菌が感染するかを検討した。ピロリ菌感染者の小腸パイエル板におけるピロリ菌の局在とその形態を解析し、ピロリ菌感染症例パイエル板内に球状の菌体を見出した。ITPおよびシェーグレン症候群症例では、菌体は見出せなかった。これは、パイエル板がピロリ菌に対する細胞性免疫能の獲得に重要であり、coccoid型菌がパイエル板で樹状細胞に貪食される可能性を示す。
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