研究課題
基盤研究(C)
横紋筋肉腫では2q35、1p36バンドを切断点とする特異的な転座を認め、それぞれ、PAX3、PAX7遺伝子が関与するキメラ遺伝子を形成している。我々はSKY法によって横紋筋肉腫細胞株を解析し、多数の染色体転座を検出した。また、いずれの転座もPAX3、PAX7が関与していないことを明らかにした。次に、FISH法により、これらの転座の切断点の局在を狭めたが、新規のキメラ遺伝子を同定するには至らなかった。今回解析した転座は、腫瘍の進展に伴い染色体が不安定になり二次的に生じた可能性も示唆された。
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PLoS One 5
Clin Cancer Res
巻: 15 ページ: 4077-4084
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