研究課題/領域番号 |
20590445
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細菌学(含真菌学)
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
横田 憲治 岡山大学, 大学院・保健学研究科, 准教授 (00243460)
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研究分担者 |
綾田 潔 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (00379835)
小熊 惠二 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (00002262)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | Helicobacter pylori / 胃ガン / DEC205 / Th1 / 2 / HSP60 / 冠動脈疾患 / Helicobacter / Macrophage / マクロファージ / HSP / CagA |
研究概要 |
HSP60で刺激した早期胃がん患者と胃炎患者と健常人のリンパ球の反応性を、マクロファージDEC205のmRNA発現量の解析、及びCD4-T細胞のTh1/Th2サイトカインのmRNA発現とその関連性について検討したRT-PCRにてDEC205遺伝子の発現を、MPCR Kit for Human Th1/Th2 cytokines Set-1によりTh1/2サイトカインの発現を調べた。HSP60刺激ではHp-IgG陰性群の胃ガン患者のDEC205発現量が、Hp-IgG陽性群の胃ガン患者及び胃炎患者に比較して有意に低かった。また、HP感染者では健常人に比べ発現量が増加していた。MPCRによりTh1/Th2どちらの遺伝子の発現が優位に増加しているかを検討したところ、Th1優位である胃炎患者や健常人に対して早期胃ガン患者はTh2が優位となることが示された。しかし、胃ガン患者のHp-IgG陽性群とHp-IgG陰性群の間に有意差は認められなかった。また、HSP60に対する免疫反応が冠動脈疾患と関係があることが示された。
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