研究課題
基盤研究(C)
抗生物質の広範な使用とともに、多剤耐性菌の蔓延が世界中で問題となっており、抗生物質を使わない新たな制御法の確立が求められている。近年の研究から、細菌では、多剤耐性から毒素発現までを、quorum-sensing機構と言われるシグナル伝達機構が制御していることが明らかになってきた。そこで、このシステムの制御が、新たな多剤耐性菌の制御法として注目されている。我々は、このQS機構のインヒビターをスクリーニングする方法を構築し、その阻害剤の開発を行った。コンピューターを用いてモデリングし、25種の新たな候補阻害剤を合成したところ、その一つにQS機構のC4-HSL系および3oxoC12-HSL系を主に特異的にかつ強く阻害する活性があることを明らかにした。
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