研究課題
基盤研究(C)
パラミクソウイルスは,そのウイルス膜(エンベロープ)と宿主細胞膜との膜融合を誘導することによって,細胞に侵入する。この膜融合はエンベロープ表面に存在する受容体結合蛋白と膜融合蛋白との相互作用によって引き起こされることが分かっている。本研究では, 2種類のパラミクソウイルス(PIV5とSV41)の膜融合蛋白のキメラを多数作製して解析することにより,膜融合蛋白のどの領域が受容体結合蛋白と相互作用するために必要であるのかを明らかにした。
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