研究課題/領域番号 |
20590527
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 姫路獨協大学 |
研究代表者 |
福永 真哉 姫路獨協大学, 医療保健学部, 教授 (00296188)
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研究分担者 |
鈴木 正浩 姫路獨協大学, 医療保健学部, 講師 (00434952)
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連携研究者 |
平田 幸一 獨協医科大学, 医学部, 教授 (60189834)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 介護 / 福祉 / 摂食嚥下障害 / 知的機能 / 注意機能 / 意欲 / 介護老人保健施設 / 嚥下造影検査 / 認知機能検査 / 経口摂取機能 / 知的機能障害 / 注意障害 / 意欲の低下 / 認知機能障害 / 嚥下機能検査 / 口腔通過時間 / 神経学的所見 / 神経心報学的評価 |
研究概要 |
介護保険下での摂食嚥下障害をもつ高齢者への経口摂取機能改善の取り組みは、十分に適切な介入が行われているとは言い難く、介護老人保健施設入所高齢者の在宅復帰にあたり、経口摂取困難は大きな阻害因子となっている。本研究では、介護老人保健施設に入所中の高齢者に対し、嚥下機能検査、食事観察評価、認知機能検査、主介護者の認識調査を施行した。その結果、知的機能障害、注意障害、意欲の低下などを合併した対象者ほど、摂食嚥下機能が低下し、経口摂取の自立が不可能となり、介護者による介助が必要であった。しかし、重度の摂食嚥下障害をもつ介護老人保健施設入所高齢者の家族ほど対象高齢者への摂食嚥下状態に対する関心が薄く、医療提供者との間で摂食嚥下障害に対する認識のずれが生じ、高齢者自身の知的機能障害、注意障害、意欲の低下とともに、在宅での介護保険対象高齢者の経口摂取自立や、摂食嚥下支援を行う際の阻害因子になることが示唆された。
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