研究課題/領域番号 |
20590572
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
永坂 岳司 岡山大学, 病院, 助教 (30452569)
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研究分担者 |
近藤 喜太 岡山大学, 病院, 医員 (50534765)
田中 紀章 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (10127566)
小林 直哉 岡山大学, 病院, 講師 (10325102)
松原 長秀 岡山大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (70314672)
SASAMOTO Hiromi 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 外国人客員研究員 (10452567)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 腫瘍検査学 / 大腸癌 / メチル化 / スクリーニング / 便潜血反応 / 検便 / 癌 / ゲノム / トランスレーショナルリサーチ / 遺伝子 / 臨床 |
研究概要 |
大腸癌死亡を下げる最も効果的な方法は的確な非侵襲的スクリーニング法の開発である。我々は、便中の剥離された癌細胞からのDNAメチル化を検出する技術を開発し、その効果の検討を行ったまず、便中ヒト由来DNAの異常メチル化を測定するために新規スクリーニングツールの開発を行い、その手法を用いて、胃癌、結腸直腸の腫瘍を伴う患者および健常者から得られた合計、296の便サンプルの解析を行った。その結果、胃癌を持った患者の57.1%、結腸直腸癌を持った患者の75.0%、および結腸直腸のハイリスクアデノーマを持った患者の44.4%を我々の開発したスクリーニング法にて検出可能であった。私たちの開発した非侵襲的便中DNAメチル化分析法は、結腸直腸の腫瘍だけでなく胃癌も高感度にスクリーングすることが可能であり、次世代スクリーニングツールとして期待される。
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