研究課題
基盤研究(C)
内因性ジギタリスが種々存在する中で、両生類で発見され、現在、ヒトでも確認されているbufadienolide にはトキシン型が存在し、それらが生理活性を有することを明らかにした。食塩負荷で増量することも明らかにした。産生部位の同定と生理的な分泌調節を検討するために細胞培養系で検討し、副腎皮質、副腎髄質、視床下部由来の神経細胞などでの産生を確認した。また、視床下部由来細胞株からウアバイン産生を確認し、その分泌にはアルドステロンが鉱質コルチコイド受容体を介して関与することを明らかにした。以前からの一連の研究成果として、すべての高血圧の成因が食塩代謝と関連し、脳内レニン-アンジオテンシン-アルドステロン(RAA)系とウアバインが中心的役割を演じていることを明らかにした。
すべて 2011 2010 2009 2008
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (14件) 図書 (2件)
Clin Exp Pharmacol Physiol. 38
ページ: 334-337
Eur Heart J. (Epub ahead of print)
Submitted for publication
Neurochemistry International (in press)
Hypertension Research (in press)
Clinical and Experimental Pharmacology and Physiology
巻: 38 ページ: 334-337
日本臨床増刊号(第4版上) 67巻、Suppl 6号
ページ: 272-277
日本臨床 67(増刊6)