研究課題/領域番号 |
20590604
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
原田 幸一 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 教授 (00094029)
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研究分担者 |
魏 長年 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 准教授 (00363523)
皆本 景子 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 助教 (00381012)
上田 厚 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 名誉教授 (10040198)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | じん肺 / 染土 / 珪藻土 / 肺胞洗浄液 / 感作性 / 発症メカニズム / 粉じん環境調査。 / い草染土 / 疫学調査 / 粉じん環境調査 / 倫理委員会 / 遊離ケイ酸 / 動物実験 / 環境調査 / TNF-α / マクロファージ / リゾチーム活性 |
研究概要 |
い草染土や珪藻土じん肺の発症メカニズムならびに修飾因子を解明するため、動物実験や環境調査をおこなった。珪藻土曝露ラットでは、肺胞洗浄液に好中球数が増加したが、マクロファージ数は、減少し、貪食した二酸化ケイ素により融解または破壊されることが考えられた。紫外線吸収剤は、実用品に添加される濃度では、感作性はみられず、日焼け止めの化粧などが、炎天下のい草栽培ほ場での日射作業の有効な対策となることがわかった。泥染処理のない草製織による畳表製造がおこなわれており、い草染土粉じん曝露対策としては、有効な対策であると解された。
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