家庭血圧測定導入の長期費用対効果:マルコフモデルによる検討

• 研究課題/領域番号: 20590629
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 公衆衛生学・健康科学
• 研究機関: 滋賀医科大学
• 研究代表者: 大久保 孝義 滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (60344652)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2008年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: 家庭血圧 / 高血圧 / 費用対効果 / 医療経済 / 降圧薬 / 医療費 / マルコフモデル / 自由行動下血圧 / 大迫研究

研究概要

マルコフモデルを用い、費用削減効果の試算を行った。未治療かつ外来血圧により高血圧と診断された患者に対する家庭血圧測定導入により、医療費が削減されることが示された。同様に、外来血圧コントロール良好の高血圧患者における家庭血圧測定導入は、全ての性・年代において、費用効果的であることが示された。また、平成20年から保険収載されている自由行動下血圧測定の導入も、費用効果的であることが示された。

研究成果

• [雑誌論文] 自由行動下血圧に基づく高血圧診療の医療経済学的評価. (2010)
  • 著者名/発表者名: 田巻祐一朗、大久保孝義、小林慎、佐藤慶子、菊谷昌浩、小原拓、目時弘仁、浅山敬、廣瀬卓男、戸恒和人、鈴木一夫、今井潤.
  • 雑誌名: YAKUGAKU ZASSHI. 130(6) ページ: 805-820
  • NAID: 130000259473
  • 査読あり
• [雑誌論文] Stroke risk in treated hypertension based on home blood pressure : the Ohasama Study. (2010)
  • 著者名/発表者名: Daisaku Yasui, Kei Asayama, Takayoshi Ohkubo, Masahiro Kikuya, Atsuhiro Ka nno, Azusa Hara, Takuo Hirose, Taku Obara, Hirohito Metoki, Ryusuke Inoue, Kazuhito Totsune, Haruhisa Hoshi, Hiroshi Satoh, Yutaka Imai
  • 雑誌名: American Journal of Hypertension. 23 ページ: 508-514
  • 査読あり
• [雑誌論文] 自由行動下血圧に基づく高血圧診療の医療経済学的評価 (2010)
  • 著者名/発表者名: 田巻祐一朗, 他
  • 雑誌名: YAKUGAKU ZASSHI 巻: 130 ページ: 805-820
  • 査読あり
• [雑誌論文] Stroke risk in treated hypertension based on home blood pressure : the Ohasama Study. (2010)
  • 著者名/発表者名: Daisaku Yasui, et al.
  • 雑誌名: American Journal of Hypertension. 巻: 23 ページ: 508-14
  • 査読あり
• [雑誌論文] Detection of silent cerebrovascular lesions in individuals with "masked" and"white-coat" hypertension by home blood pressure measurement : The Ohasama Study. (2009)
  • 著者名/発表者名: Azusa Hara, Takayoshi Ohkubo, Takeo Kondo, Masahiro Kikuya, Yoko Aono, Sugiko Hanawa, Kyoko Shioda, Sayaka Miyamoto, Taku Obara, Hirohito Metoki, Ryusuke Inoue, Kei Asayama, Takuo Hirose, Kazuhito Totsune, Haruhisa Hoshi, Shin-Ichi Izumi, Hiroshi Satoh, Yutaka Imai
  • 雑誌名: Journal of Hypertension. 27 ページ: 1049-1055
  • 査読あり
• [雑誌論文] Detection of silent cerebrovascular lesions in individuals with"masked"and"white-coat"hypertension by home blood pressure measurement : The Ohasama Study (2009)
  • 著者名/発表者名: Azusa Hara, et al.
  • 雑誌名: Journal of Hypertension 27 ページ: 1049-1055
  • 査読あり
• [雑誌論文] Cost-effectiveness of the introduction of home blood pressure measurement in patients with office hypertension. (2008)
  • 著者名/発表者名: Hidefumi Fukunaga, Takayoshi Ohkubo, Makoto Kobayashi, Yuichiro Tamaki, Masahiro Kikuya, Taku Obara, Miwa Nakagawa, Azusa Hara, Kei Asayama, Hirohito Metoki, Ryusuke Inoue, Junichiro Hashimoto, Kazuhito Totsune, Yutaka Imai
  • 雑誌名: Journal of Hypertension 26 ページ: 685-690
  • 査読あり
• [雑誌論文] 日本の高血圧診療に家庭血圧測定を導入した場合の費用対効果分析. (2008)
  • 著者名/発表者名: 福永英史、大久保孝義、小林慎、田巻佑一朗、菊谷昌浩、中川美和、小原拓、目時弘仁、浅山敬、戸恒和人、橋本潤一郎、鈴木一夫、今井潤.
  • 雑誌名: 医療経済研究 19 ページ: 211-232
  • NAID: 40015957355
  • 査読あり
• [雑誌論文] Cost-effectiveness of the introduction of home blood pressure measurement in patients with office hypertension (2008)
  • 著者名/発表者名: Hidefumi Fukunaga, et.al.
  • 雑誌名: Journal of Hypertension 26 ページ: 685-690
  • 査読あり
• [雑誌論文] 日本の高血圧診療に家庭血圧測定を導入した場合の費用対効果分析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 福永英史, 他
  • 雑誌名: 医療経済研究 19 ページ: 211-232
  • 査読あり
• [学会発表] 家庭血圧を保健指導・服薬指導に活かすには. (2010)
  • 著者名/発表者名: 大久保孝義.
  • 学会等名: 日本高血圧学会
  • 発表場所: 福岡国際会議場(福岡県).(招待講演)
  • 年月日: 2010-10-16
• [学会発表] 家庭血圧を保健指導・服薬指導に活かすには. (2010)
  • 著者名/発表者名: 大久保孝義
  • 学会等名: 日本高血圧学会
  • 発表場所: 福岡国際会議場(福岡県)(招待講演)
  • 年月日: 2010-10-16
• [学会発表] 大迫研究. (2010)
  • 著者名/発表者名: 大久保孝義.
  • 学会等名: 日本高血圧学会
  • 発表場所: 福岡国際会議場(福岡県).(招待講演)
  • 年月日: 2010-10-15
• [学会発表] 大迫研究 (2010)
  • 著者名/発表者名: 大久保孝義
  • 学会等名: 日本高血圧学会
  • 発表場所: 福岡国際会議場(福岡県)(招待講演)
  • 年月日: 2010-10-15
• [学会発表] 家庭血圧導入の医療経済学的評価:外来血圧コントロール良好高血圧患者における検討. (2009)
  • 著者名/発表者名: 田巻佑一朗、中川美和、大久保孝義、小林慎、福永英史、菊谷昌浩、小原拓、原梓、浅山敬、目時弘仁、井上隆輔、橋本潤一郎、戸恒和人、今井潤.
  • 学会等名: 第31回日本高血圧学会総会
  • 発表場所: 北海道札幌市.
  • 年月日: 2009-10-10
• [学会発表] 家庭血圧導入の医療経済学的評価 : 外来血圧コントロール良好高血圧患者における検討 (2009)
  • 著者名/発表者名: 田巻佑一朗, 他
  • 学会等名: 第31回日本高血圧学会総会
  • 発表場所: 北海道札幌市
  • 年月日: 2009-10-10
• [学会発表] Stroke risk in treated hypertension based on home blood pressure : the Ohasama Study. (2009)
  • 著者名/発表者名: Yasui Daisaku, Kei Asayama, Takayoshi Ohkubo, Atsuhiro Kanno, Azusa Hara, Takuo Hirose, Taku Obara, Hirohito Metoki, Ryusuke Inoue, Masahiro Kikuya, Kazuhito Totsune, Hiroshi Satoh, Yutaka Imai
  • 学会等名: 第19回欧州高血圧学会.
  • 発表場所: イタリア国ミラノ市.
  • 年月日: 2009-06-13
• [学会発表] Stroke risk in treated hypertension based on home blood pressure : the Ohasama Study (2009)
  • 著者名/発表者名: Daiske Yasui, et al.
  • 学会等名: 第19回欧州高血圧学会
  • 発表場所: イタリア国ミラノ市
  • 年月日: 2009-06-13