研究課題
基盤研究(C)
川崎病は5歳未満に多く発症する疾患である。子どもの頃の川崎病既往が動脈硬化を引き起こす危険因子と関係するのかどうかを検討した。栃木県内の5事業所の協力を得て、20-39歳の従業員2,984人の中から子どもの頃に川崎病に罹った人を見出し、その従業員の健康診断の結果を川崎病の既往がない従業員の結果と比較した。川崎病既往者は13人だった。川崎病既往者は喫煙する頻度が小さい傾向であり収縮期血圧が低い傾向であったが、いずれも統計学的には有意ではなかった。成人に達した川崎病既往者は意識的に健康な生活習慣を心がけているのかもしれない。
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