研究課題/領域番号 |
20590707
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内科学一般(含心身医学)
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
松本 太郎 日本大学, 医学部, 教授 (50366580)
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研究分担者 |
加野 浩一郎 日本大学, 生物資源科学部, 准教授 (80271039)
入部 雄司 日本大学, 医学部, 研究員 (20348618)
石毛 美夏 (和田 美夏) 日本大学, 医学部, 助教 (90420950)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 老年医学 / 再生医療 / 脂肪細胞 / 脱分化脂肪細胞 / 血管新生 / 間葉系幹細胞 / 骨粗鬆症 / 骨芽細胞 / 細胞治療 |
研究概要 |
種々の年齢の患者から脂肪組織の提供を受け、脱分化脂肪細胞(DFAT)を調製し、効率的な骨、血管分化誘導法を検討した。その結果、ドナー年齢に無関係に骨髄脂肪細胞から調製したDFATは高い骨分化能を示し、1%低酸素条件下で培養したDFAT培養上清は高い血管新生能を示すことなどを明らかにした。卵巣摘出による骨粗鬆症モデル動物においてDFAT移植は骨密度を増加させた。また下肢虚血モデルマウスにおいてDFAT移植は、末梢血単核球移植よりも高い血流改善作用を示した。以上の結果より、高齢者の骨粗鬆症や下肢虚血性疾患に対して、DFAT を用いた細胞治療は有用であることが示唆された。
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