研究課題/領域番号 |
20590763
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
四柳 宏 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (30251234)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | HBVコア遺伝子 / Splicing Variant / アミノ酸置換 |
研究概要 |
1.肝炎沈静化におけるHBVコア遺伝子のアミノ酸配列に関して検討した。その結果、(1)Basic Core Promoter領域の変異(nt.1762)が少ないほど肝炎は沈静化しやすい。(2)肝炎が沈静化しやすい症例でコア遺伝子のアミノ酸置換数がより多い。点が明らかになった。 2.HBV Splicing Variantに関しては、得られたクローンの詳細な解析を行った。core領域末端からPreS領域全体およびS領域の一部まで(nt.2448~488)(nt.2448~2934、3019~488)のdeletion、core領域内(nt.2088~2349)にdeletionを有するクローン(2.1kb長)がsplicing variantの主体であったが、この他に6種類のSplicing Variantが存在した。このうち3種類はコア領域のアミノ酸の大きな欠失(67AA,87AA)を伴っていた。
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