研究課題/領域番号 |
20590783
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
|
研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
山崎 隆弘 山口大学, 医学部付属病院, 准教授 (00304478)
|
研究分担者 |
坂井田 功 山口大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (80263763)
寺井 崇二 山口大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (00332809)
山本 直樹 山口大学, 大学教育機構, 講師 (90448283)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 肝細胞癌 / 鉄キレート剤 / 肝発癌 / Deferoxamine / Deferasirox / 肝発癌ラットモデル / 進行肝細胞癌 |
研究概要 |
肝癌に対するDFOの効果をin vitroでの検討と肝線維化・発癌モデルラットを使用してDFOの抗腫瘍効果および線維化抑制効果を検討した。肝hepatoma cell lineのin vitroではDFO投与により細胞増殖の抑制効果が明らかになった。また肝線維化・発癌モデルラットを使用したin vivoでの検討では,DFO投与群では非投与群と比べ,体重,肝重量が有意に軽く,非投与群と比較し腫瘍の増大は有意に抑制された。DFO等の鉄キレート剤は従来の抗腫瘍剤とは異なり,DNA障害などは少なく,肝癌特異的に作用する可能性があり,従来の抗腫瘍薬抵抗性進行肝癌に対し新たな抗腫瘍効果が得られる薬剤である可能性を今回の研究で認めることができた。
|