研究課題/領域番号 |
20590919
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
佐藤 光夫 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 特任助教 (70467281)
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研究分担者 |
長谷川 好規 (長谷川 好則 / 安藤 雄一) 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (20270986)
澤木 正孝 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 特任講師 (20402597)
満間 綾子 名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 特任助教 (10467326)
河田 健司 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助手 (30418743)
安藤 雄一 名古屋大学, 医学部附属病院, 准教授 (10360083)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 上皮間葉系細胞転換 / 非閉塞性肺疾患 / 肺癌 / 非閉塞性肺疾患癌 |
研究概要 |
本研究の目的は肺がんの新規治療標的としての上皮間葉系細胞転換(EMT)関連分子の同定である。複数のEMT転写因子遺伝子が発見されているがそれらの中でどの転写因子が優位に作用しているかは十分に明らかとなっていなかった。我々は、4つのEMT転写因子(ZEB1, TWIST, SLUG, SIP1)の中でZEB1が最も優位性をもって肺がんのEMTに寄与していることを発見した。さらに、ZEB1のノックダウンが肺がん細胞の足場非依存性増殖を強く抑制することを発見した。また、悪性胸膜中皮腫の増殖においてもZEB1が重要な働きをしていることを示した。以上の研究成果はZEB1が肺がんおよび悪性胸膜中皮腫における有望な治療標的であることを示唆した。
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